創業者メッセージ
介護者を支える
昭和58年頃の寝たきりのお年寄りは、自治体福祉で派遣される、月に一回ほどの訪問入浴をとても喜んで利用されておりました。
私も訪問入浴事業の会社を始めて一年、社長といっても3人しかいない会社で毎日入浴車を運転して喜んで頂く姿を励みとし無我夢中で取り組んでいた時代です。
あるお宅でおばあちゃんの入浴をしたときのことです。私たちと一緒に一生懸命おばあちゃんの身体を洗いながら、介護のお嫁さん(60歳を超えていたと思います)の目から涙があふれているのです。
「おばあちゃんは大変にお風呂が好きな人で、でも寝たきりになってからは一度もお風呂にいれてやれなかったんです。 申し訳なくてね、私がお風呂に入るときは、おばあちゃんに聞こえないように静かにお湯をかぶっていたんですよ。 でも、これからは思いっきり音を立ててお風呂に入れます。おばあちゃん、今日はよかったね、うれしかったね。」
と。まだ訪問入浴半人前の私たちの入浴をこんなに喜んで頂けたことに感動いたしました。あれからもう30年が過ぎましたが、昨日のことのように思い出しては自分の考え方の原点にできた出来事でした。

2018年6月
株式会社福祉の里
創業者

社訓

執筆書籍

バキュームカーに乗って見た夢
出版:幻冬舎
発売日:2013年12月19日
矢吹 孝男が執筆した自叙伝です。
全国の書店またはショッピングサイト「Amazon(アマゾン)」から購入頂けます。
PDF版は当ウェブサイトにて閲覧できます。
「バキュームカーに乗って見た夢」PDF版(無料)を閲覧する→

働く女子の基本
出版:幻冬舎
発売日:2018年6月4日
『バキュームカーに乗って見た夢』の続編として出版。
秘書から見た創業者の経営哲学とは。
一般女性向けにも読んでいただけるよう、福祉の里イズムをわかりやすくまとめました。
紹介メディア





愛知の社長.tv
番組公開日:2014年09月03日
http://aichi-president.net/fukushinosato
※外部サイトに移動します。
企業紹介サイトのインタビュー動画です。
福祉の里の成り立ちから介護への思いを語ります。